フォトレポート

《保健師職能委員会》「令和6年度保健師職能交流集会」報告

委員長あいさつ
会場の様子
保健師による活動報告
グループワーク後の発表

開催日

令和6年6月29日(土) 9時15分~12時30分

研修名

《保健師職能委員会》令和6年度保健師職能交流集会

テーマ:「災害発生時における保健活動から保健師に期待されている役割について考える」
    ~保健師の専門性や平時からの保健師活動について語ろう~

活動報告

穴水町における DHEAT 活動の報告

 報告者:山梨県中北保健福祉事務所 健康支援課 課長 保坂理恵 氏

七尾市における保健師活動の報告

 報告者:山梨県健康長寿推進課 主査 向山恵理 氏

輪島市における災害支援活動の報告

 報告者:山梨市 こども・子育て課 風間理紗子 氏

受講者

90名参加

レポート

 地震や台風等の頻発する自然災害はいつどこで起きるかわかりません。年頭におきた能登半島地震における被災地において、応援活動を行った保健師の現地での保健活動報告から、あらためて保健師として平時から取り組むことや保健師に期待されている役割について考え語り合う機会として、本交流集会を企画しました。
 3名の報告者から被災地で実際に活動した内容や保健師として感じたことについて報告していただきました。その後、「KPT(ケプト)」の手法を使用し、グループワークを行いました。
 報告やグループワークでは、日頃の業務を振り返りながら、アクションカードや要支援者台帳の整備・更新、情報の一元化・見える化、庁舎内外を含め多職種との連携、災害訓練の必要性、地域特性や地域資源の把握、受援体制の整備等、保健師活動の基本の大切さなど多くの気づきや意見がだされました。これらから、平常時の保健師活動の延長線上に災害時の活動があるということを再確認しました。また、日頃からの関係者や住民とのコミュニケーション、地域の力を付けていくために意図的に働きかけていく保健師としての専門性についても再認識しました。
 保健師同士が所属や年齢の垣根を越えて、顔を合わせて話をする機会ともなり交流を深めることができました。

《保健師職能委員会》「令和6年度保健師職能交流集会」フォトレポート【2024-32】

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