


開催日
令和7年1月25日(土) 9時15分~12時05分
研修名
《保健師職能委員会》「令和6年度 第2回保健師職能研修会 」
テーマ:「時と場と人々に応じ続ける★保健師のコアを確認しよう!」
講師
大阪大学大学院医学系研究科保健学専攻 教授 岡本 玲子 先生
受講者
73名参加
レポート
日頃の実践活動の振り返りから、保健師の専門性について保健師自身が再認識し言語化していくことや、これからの活動のモチベーションにつなげることを目的に、研修会を開催しました。講師には、全国各地の講演会などに引っ張りだこの岡本先生をお招きして、保健師のコアバリュー(価値・模範となる根源的な考え方)とコアコンピテンシー(中核となる能力)に関する解説を中心にご講義いただきました。
研修会の冒頭で、我が国は保健師が独立した職業として分類されている世界でも珍しい国であり、日本の保健師はスゴイ!と先生から応援メッセージをいただきました。
講義では、公衆衛生看護の教育、実践、研究に共通する指針となる保健師のコアバリューとコアコンピテンシーについて、保健師関連6団体の協力のもと、合意形成に基づく明確化がなされた経緯や、その内容についてわかりやすい解説がありました。
また、講師から提示された4コマイラストの事例を通じて、私達が普段何気なく活動している場面にも、保健師のコアがたくさん散りばめられていることを再確認することができました。
講義の合間には、プチトークとして所属や経験年数の違う参加者同士でグループワークを行い、気づきや学びを深めました。
保健師のコアバリューやコアコンピテンシーという言葉は、今はまだ聞きなれないように感じるかもしれませんが、保健師全体が同じ方向で取り組むことの重要性や、活躍の場が多岐にわたる今こそ、常に保健師のコアを意識し、言語化していくことの大切さを実感する研修会となりました。
《保健師職能委員会》「令和6年度 第2回保健師職能研修会」フォトレポート【2024-95PR】