フォトレポート

《保健師職能委員会》「令和6年度 保健師職能研修会」報告

【講師】青森大学 客員教授  竹林 正樹 先生
講義の様子
講義の様子

開催日

令和6年9月30日(月) 13時30分~16時00分

研修名

《保健師職能委員会》「令和6年度保健師職能研修会 」

テーマ:「健康支援とナッジ 第2弾~実践例から学ぶ~」

講師

青森大学  客員教授  竹林 正樹 先生

受講者

64名参加

レポート

 昨年度の研修で基礎を学び、好評を得た「ナッジ理論」のさらなる活用のために、講師には引き続き竹林先生をお招きし、テンポの良い津軽弁で和やかに解りやすく、新ネタと鉄板ネタを織り交ぜながら講義をしていただきました。

 講義では、事業目的の明確化と対象者選定、エビデンスから対象者の認知バイアス反応を予測することの重要性や情報の選定と見せ方のポイントについて学びました。

 また、県内自治体が作成したチラシの実践例を用いた個人ワークでは、最初と最後を固める一貫性の重要性や、字体やフォントを含めた効果的表現等についても学習し、竹林先生の具体的な助言を得ることで、より実践力の向上につながる研修となりました。

 行動科学の知見から、人の無意識に作用し、望ましい行動に導く手法である「ナッジ理論」は、健康支援のあらゆる場面で活用でき、その後の成果に大きく影響することを実感しました。

 今後の保健師活動において、対象者の状況や段階に応じた行動変容を促すためのこの手法が、さらに積極的かつ効果的に活用されることを期待したいと思います。


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