厚生労働省のホームページによると、医療安全の確保は医療政策における最も重要な課題の一つあり、患者の安全を最優先に考え、その実現を目指す態度や考え方としての「安全文化」を醸成し、これを医療現場に定着させていくことが求められおり、医療安全を確保するためには、行政、医療機関、医療関係団体、教育機関や企業、さらに、医療に関係する全ての方が各々の役割に応じて医療安全対策に向けて積極的に取り組むことが必要、と記されています。
山梨県看護協会においても、研修会の開催等、継続的な医療安全教育を行い、安全な医療サービスの提供ができる看護職の育成に努めています。
医療安全出前研修について
山梨県看護協会安全推進委員会は、主に医療従事者を対象とした医療安全に関する研修会を、地域の医療機関等に直接赴いて開催しています。新型コロナウイルス感染症流行にて開催を見合わせておりましたが、令和5年度より再開しています。ご依頼の希望がある方はお問合せ下さい。
電話:055-226-4288 (平日8時30分~12時00分/13時00分~17時30分)
「医療安全の出前研修について」とお申し出ください。
※出前研修は委員会活動の一環として無料で実施しています。
医療安全管理者養成研修について
この研修は、日本看護協会と都道府県看護協会が連携し、インターネット配信と演習を組み合わせた研修です。
「組織的な医療安全管理体制を確立するために必要な基本的知識・方法について学習し、自施設における医療安全管理者として活動できる人材を育成する」ことを目的にしています。
診療報酬の医療安全対策加算に関する施設基準に対応した研修です。